世の中にないんだったら、
作ればいい。
ゼータロジは、システムの「使いづらさ」に悩んだ経験から生まれた在庫管理システムです。画期的な機能があるからではなく、現場が続けられる形になっているから選ばれてきました。なぜそういう作りになったのか、はじまりの話をさせてください。
ゼータロジ 代表 西本 佳智
「唯一無二のシステム」が、正義だった頃
「これが我社のシステムです。他に2つとありません。だから安心してご用命を!」——当時はそれが営業文句として通用する時代でした。私自身、その営業に没頭した一人です。
けれど、当時の私は、仕様や価格の調整に意識が向いていて、実際に使う現場まで十分に見ることができていませんでした。
仕様の打ち合わせは、契約上の行き違いを防ぐことが中心になりがちでした。現場の使い勝手を一緒に詰める場には、なかなかなりませんでした。
「あれでは現場の人が使いづらい」
ある時、フルスクラッチの物流管理システムを納品しました。使用説明会を終えたあと、担当エンジニアにひとつお願いをしました。「数日間、お客さんと一緒に作業をしてみてくれ」と。
2日後、彼から連絡が来ました。
「あれでは現場の人が使いづらいので、変更をかけてもいいですか?」
納品したばかりのシステムを、作った本人が。
唯一無二のものを作るのは、確かに自慢できることだと思います。しかし業務システムで最も大切なのは、現場での使い勝手にどれだけ気づきを持てるかでした。机の上では絶対に分からないことが、2日で見えたのです。
まだクラウドという言葉すらなかった頃です。特注システムの営業が嫌になって会社を辞めた私は、今度はパッケージの業務システムを売って歩きました。導入してくれたお客さんも数社ありました。
けれど、「使いづらいので改善してほしい」と言われても、私にはどうすることもできませんでした。売る側でしかなかったからです。
世の中にないんだったら、作ればいい
悩んでいた頃、ひとつのことに気づきました。物流現場の在庫管理には、業種業態を集約して最大公約数を出すと、驚くほど共通点が多いということです。
アパレルでも雑貨でも食品でも、入荷して、棚に入れて、注文が来たら探して、検品して、出す。この骨格は変わりません。であれば、一社ごとに作り直す必要はないはずでした。
「世の中に無いんだったら、作ればいい」
時を同じくして、現在の相棒と出会いました。「物流管理ができる在庫管理システムを作りたいんだけど、試作ってできるかな。こんなの。」と話してみたところ、数ヶ月で原型が仕上がってきたのです。
物流の経験がまったくない相棒が、私の仕様説明だけで、ほぼ伝えた通りのものを作り上げてきました。「これなら現場の負担を、かなり減らせるかもしれない」——そう感じたのを、今でも覚えています。
それ以降は、もうがむしゃらに二人で作り上げていきました。コンセプトは決まっていました。「初めての人でも、インストールなど不要で、直感的に使える在庫管理システム」。Webブラウザで簡単に、直感的に使えるWMSという思いを込めて付けた名前が、WebかんたんWMSでした。
「これ以上ない使いやすさ」を、名前にしました
その後も機能と使いやすさの両面で進化を重ね、2020年に名称を変更しました。使う人に「これ以上にない使いやすさ」と感じてもらいたい。その気持ちを込めて付けたのが、ゼータロジという名前です。
ありがたいことに、リリースから10年近く経ったいまも継続してお使いいただいているお客様がいらっしゃいます。業務システムにとって、これ以上の評価はないと思っています。
私たちは常にゼータロジをアップデートし、進化させていくことを考えています。そして最も大切にしているのは、「お客様に寄り添えるシステムを作ること」。使っていただく方ひとりひとりに寄り添える関係を目指して、これからもゼータロジは進化を続けます。
この考え方は、いまのゼータロジのどこに表れているか
ここまでの考え方が、実際の機能やサポートにどう反映されているかをご紹介します。
機能を増やすより、覚えることを減らす
在庫管理に本当に必要なのは、突き詰めれば入荷と出荷です。この2つを覚えれば、ほぼすべての機能を扱えるように設計しました。多機能であることより、現場の誰もが同じ速度で作業できることを優先しています。
カスタマイズ前提の見積りをやめました
業種業態を超えた共通点があると気づいたことが出発点なので、個別開発を前提にしていません。既存システムとの連携は、お客様のCSVの形に合わせるデータマッピングで吸収します。
プランを分けず、全機能を1つの料金に
料金で迷う時間をできるだけ減らしたいので、機能でプランを分けていません。出荷が増えても料金が変わらない形にしました。
作った人間が、直接お答えします
かつて私は「使いづらいので改善してほしい」と言われても何もできませんでした。同じ思いをしないために、開発チームが直接ご相談を受け、その声を製品に反映しています。
西本 佳智(にしもと よしとも)
ネットワークアンドシステムプロデュース株式会社 代表。特注システムの営業を経て、2013年にゼータロジ(旧・WebかんたんWMS)を開発。現在も自社物流の立ち上げ支援のため現場に足を運び、そこで見たことを製品に反映し続けています。
あわせてご覧ください
思想の話が具体的にどう形になっているかは、こちらのページでご確認いただけます。
合うかどうかは、触っていただくのが
いちばん確実です
比べるための資料も用意していますが、実際の業務データを入れて現場の方に使っていただくほうが、判断は早いはずです。まずは1ヶ月、無料でお試しください。
オンラインでの相談のみ、営業訪問はありません。「そもそも自社にWMSが必要か」からお答えします。