ウィンドウショッピングから見込み客をゲットせよ

ウィンドウショッピングほど男性にとってつまらないものはないでしょう。
でも、女子は大好き。買わなくても良いという、謎多きその心理。

女子が大好き「見るだけ」ショッピング

程度の差こそあれ、女性が注目したものは匂いを嗅ぎつけてメディアが取り上げてくれます。
女性に売れるものは、大概売れることを知っているからです。

女性はお買い物が大好き。
見て歩くだけで良いのです。
このウィンドウショッピングって、どうして好きなのかわかりますか?

ウィンドウショッピングは、「特に欲しいものがないんだけど、なんかないかな」の心理です。
特に欲しいものがなくても出来るんです。これは女性特有ですね。

なぜ手に入れないのに楽しんでできるのか。
これは、女子の「妄想力」の賜物です。
女性は、「手に入れたあとの自分」を想像して、その気になることができます。
「これを着てデートに行ったら、あのひとはどんな反応するかな」
「この手帳を営業中に出したら、「おっ違うな」って思われるかな」
ということを考えて、その気になって良い気分になれるのです。

その気になると本気になる仕組み

そんなふうに思って帰宅して、そこですぐに忘れてしまうわけではありません。
思い出して、反芻して、「あれを買うことで自分はいまより幸せになれる」ということが確信へとなると、買わずにはいられません。

人の脳って、想像と現実の違いが非常に曖昧だそうです。
従って、想像して「幸せ!」と思うと、脳が「なんで今幸せじゃないの?あ、あれ持ってないからじゃん」となって、「あれ」を現実に持ち幸せになろうと動きます。

どれだけ現実味を帯びた想像をさせるのかによって、現実化させる脳が働く力を発動させることができるのです。

通販サイトもリアル店舗も想像させる提案を

この仕組みは、お店のディスプレイやサイトの作り方を変えるだけで発動させることができます。

衣類やファッションなら、同じモデルが同じポーズで写っている写真では、想像は働きません。
ライフスタイルやシーンが浮かぶようなイメージ写真があれば、自分の生活とリンクさせて考えることができます。
後ろ・前・横・しゃがんだ時などの写真が多ければ、自分が来てみたときの想像ができるので、不安要素も減ります。

キャッチコピーも、具体的な状況を提供。
二次会ワンピや、入学式保護者ワンピなど、ターゲットにダイレクトヒットするものをつけてみましょう。

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女性向けの商品は、イメージが大切。
ウィンドウショッピングをしているときの女性の脳は、めまぐるしく手に入れたあとの明日のことを考えています。
女性脳にもっと幸せになれるという約束をしてあげることが、見込み客から購入客にランクアップさせる秘訣なようです。

 

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