自社物流の立ち上げをサポートする西本です。
在庫管理をする時に有効な管理方法は
ロケーションを作ることです。
ロケーション管理をするだけで、視覚的に
どの商品が
どこに
何個
あるのかが分かります。
また以前、ロケショーン管理には
固定ロケーション管理 と
フリーロケーション管理
があることを書きました。
このうち、フリーロケーション管理は
1つのロケーション番号の中に
複数の商品が混在しても、もちろんOK。
しかし、同じような色柄のものを
同一のロケに入れて管理することは
お勧めできません。
商品コードも似通っていれば
見た目も似通っているためピッキング
ミスの原因に十分なるからです。
商品入れ間違いや誤出荷は、お客様を
がっかりさせてしまい、信頼も失って
しまいます。
フリーロケーション管理において注意する点は
はっきりとロケを分けることです。
先日あるお客様にお話をお聞きする機会があり
ました。
一日に一度はお客様から商品が違うとクレームが
入るそうです。
(一日に一度は多すぎます。)
そこで、ロケーションの現場を確認すると
同じ品番の色違いがひとつのロケで管理されて
いました。
全く異なる色目ならまだしも・・
赤、ピンク、マゼンダと本当に似ています。
ピッキングする際に「ピンク」と分かっていても
間違えて「赤」を取ってきそうです。。。
こういう場合はロケを細かく分け、1ロケ1色に
してみるのも改善の一つに繋がります。
ロケーション管理は在庫管理に必要な手法ですが
やり方を間違えると逆効果になることもあります。
もし、効果が出ない、活用方法を知りたい場合は
ぜひお問い合わせください。
一緒に改善をしていきましょう。
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