中小企業のビジネスを多角から支援することに、命を燃やすnishimotoです。
メーカ工場から商品を仕入れる(入荷する)場合によく発生することが「分納」です。
商品A 50個 の入荷予定伝票が作成されている状態で、今回の入荷が30個で残り20個は後日発送・・
ということが発生します。
今までの倉庫管理システムでは、50個予定に対して30個入ってきたんだからこれで完了。
残り20個は新たに入荷予定伝票を手作成する。という流れが当たり前でした。
しかし、これでは伝票間の関連性もなくなるどころか、とても非効率にですね。
タイプミスも発生するかもしれません。
そこで、WebかんたんWMSでは、入荷完了後の予実差異のある伝票を検索し、分納の入荷伝票をボタン
一つで作成できる機能をご用意しました。
先ほどの例で、商品A 50個の予定伝票があり30個実績、20個は分納の場合、未入荷伝票作成ボタンを
押すと未入荷の20個のみが明細に自動的に表示します。
あとは入荷予定日だけを設定して作成完了。
分納分の予定伝票の出来上がりです。
WebかんたんWMSでは元伝票番号を自由に入力することができますが、この未入荷伝票作成で作成され
た伝票の元伝票番号は引き継がれます。
元伝票番号で検索をすると分納処理を行った伝票が下記のように一覧で確認できるのも分かりやすい
ですね。
元伝票番号 入荷予定日 品番 予定数 実績 差異
100000 2018/11/01 商品A 50 30 20
100000 2018/11/30 商品A 20 10 10
100000 2018/12/15 商品A 10 5 5
100000 2018/12/25 商品A 5 5 0
この例はとても細かすぎる分納例ですが、検索条件で元伝票番号100000 を検索すれば実際にこのよう
に一覧で確認をすることができます。
例えば、上位システムにおいて発注機能があればかんたんにデータ連携をして頂けます。
上位システムの発注番号を元伝票番号として、発注データをWebかんたんWMSへ取込みます。
発注番号100000 で商品A 50個の発注データが入荷予定伝票となります。
入荷があり処理が完了すると、30個の入荷実績データの出来上がります。
これを上位システムへ取り込むことで発注数の消込みを行うデータになります。
以後、分納が繰り返されても元伝票番号を変えずに未入荷伝票を作成することができますので、入荷が
完了するたびに上記システムへ取り込むと発注残管理もデータ連携を行うことが簡単にできます。
是非一度、WebかんたんWMS をご体験下さい。
僕たちは、ありそうで無かったものを形にしていきます。
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