マスタ更新という名の儀式

中小企業のビジネスを多角から支援することに、命を燃やすnishimotoです。

異なるシステムを使っていると真っ先に困る問題が「マスタ更新」ですね。

最近ではAPI(Application Programming Interface)という言葉が当たり前に飛び交う時代になり、この言葉を知らない方でもすでにその利用をされているケースが多くあります。

例えばネクストエンジンやクロスモールといった受発注管理システムと、楽天やアマゾンといった各モールとのデータ交換。

これは各モールが提供するAPIを使って、定期的に(自動的に)データ交換を行っています。

WebかんたんWMSもこれに漏れず、提供APIを使って自動的にデータ交換を行う仕組みを開発中ですが実はもっと以前にこの「マスタ更新」の悩みを解決する方法を作り上げていました。

今回その仕組みをご紹介したいと思います。

システムAとシステムBがあり、このAとBに同じマスタ情報を登録しなければならない場合はどうしますか?

Aに登録してからBへ登録・・・二度手間ですね。

またAに登録後Bへの登録を忘れていて、Aからのデータを取り込んだ際に「マスタが存在しません」と取込拒否にあう・・・戻り作業発生ですね。

作業効率化のポイントの一つは、「同じ作業をできるだけ単一化する」こと。

先ほどの例でいえば入荷の際、マスタを登録していなければ取込みを行うことができません。

しかしWebかんたんWMSでは、この入荷予定データをアップロードするだけでマスタ情報が自動登録される仕組みを標準機能としてすでに実装済みです。

商品マスタに必要な品番、SKU、仕入先、上代、原価・・・すべてを入荷予定データに入れておけば、商品マスタを登録する必要が無いのです。

ネクストエンジンの発注機能を使って商品仕入れを管理しているユーザーにとっては、この発注機能から発注データをダウンロードし、それをWebかんたんWMSの入荷予定データとすることで入荷予定登録とともに新規の商品マスタ登録も完了するという流れになります。

 

割とありそうで無かった機能。

 

マスタデータには、商品マスタのように頻繁に更新されるものと、配送便など一度登録すると滅多に更新しないマスタがあります。

この頻繁に更新されるマスタを「マスタ更新」という儀式のようなことを行わなくても成立するような仕組みを目指しています。

 

WebかんたんWMSは「もっと簡単に使えるように」を実現していきます。

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

ゼータロジニュースを購読

TOP