Step2:棚番バーコードシールの作成例

自社物流の立ち上げをサポートするNishimotoです。

2回目の今回は、「棚番バーコードシールの作り方」について説明します。

バーコードシールの作り方はさまざまです。

高価なラベル発行プリンタから出力したり、一般的なラベル印刷用紙を購入してその枠に作成できるソフトを使って印刷したりしますが、棚番のバーコードシールに関してそこまでお金を掛ける必要はありません。

EXCELとA4用紙で作ってしまいましょう。

1、まず、作成されるPCにEXCELがインストールされている必要があります。

2、次に、バーコードフォントをインストールします。
バーコードフォントは英数字記号を扱えるCODE39などが好ましいです。
バーコードフォントはPCにはインストールされていないと思いますので、
「バーコードフォント Windows CODE39」
などで検索してフリーのフォントをダンロード、インストールして下さい。

参考に下記ページを貼り付けておきます。
https://www.sg-fielder.co.jp/butsuryu/knowledge/code39-font/

3、次に、EXCELを使って棚番バーコードを作成していきます。
下記のサンプルを例に作成してみてください。

棚番のバーコードシールは、バーコードの行と目視で確認できる番号の部分の2行で構成しています。

白い行は、バーコードの行で、黄色い行は目視行。
目視行に任意の棚番号を入力すればバーコード行も変化するという関数を入れておけば便利です。

このサンプルの場合は、

=”*”&A3&”*”

と入れています。

棚番号の前後に”*”(アスタリスクマーク)を入れているのは、CODE39のスタート、ストップビットに必要だからです。

もし、NW7というバーコードを作成するならば、スタート、ストップビットにアルファベットを入れる必要があります。

PCにバーコードフォントがインストールされていれば、下記のように画面に表示されます。

バーコードの大きさはフォントサイズを変更することで、自由に変更できますがあまりに小さすぎますと、バーコードの縦線が重なり正常に読み取れない場合があります。ご注意ください。

4、作成しました棚番バーコードをA4用紙に印刷し、はさみなどで切り取って頂いてセロハンテープで貼り付けして頂ければ棚番の出来上がりです。

次回(最終回)は、いよいよ棚番のバーコードを貼り付けて行く、「棚番の貼り方について」を進めます。

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