Step1:ロケーションの作り方(フリーロケーション)

自社物流の立ち上げをサポートするNishimotoです。

売っていた商品がどこにあるか!?

商品の種類が少ないうちは、EXCELを使ったり、メモを取ったり、熟練者の記憶で間違いなく見つけ出すことが出来たと思います。
実際、種類が少ないうちはシステムで管理をするよりも早く、能率的な場合があります。

しかし、商売も繁盛してきて、様々な商品を取り扱うようになった今・・・人の記憶だけではなかなか難しいことがわかります。

そこで、棚を作り棚番と商品を紐付ける管理をすることでリアルタイムな在庫管理を行うことが出来ます。

在庫管理の一つにフリーロケーション管理というものがあります。

固定ロケーションは、商品品番と棚(ロケ)を一対一に登録する方法でした。

それに対してフリーロケーションは、棚(ロケ)は固定ですがそこに入れる商品はどのような品番でもOK。

固定ロケは商品が無い場合空きが発生(スペースロス)しますが、フリーロケは空いているところにどんどん入れていけるので保管効率を上げることができます。

それでは、棚(ロケ)を作成する意味と方法を3回に分けてお送りしたいと思います。

ロケーションの作成方法について第一回目です。

ロケーションは、番地ですから単純に1~1000番という形で作成されても問題はないのですが、4つ程度の要素を使って作成することをお勧め致します。
例:
要素1:階
要素2:エリア(棚の島ごと)
要素3:縦列
要素4:横列(段)

例えば、「1-02-A-01」というロケ番号にしましたら、1Fにある2つ目のロケエリアのA列1段目 ということになります。(バーコード化すると次のようなイメージになります。)

こうすることで、ロケ番号を見た瞬間に、「どこに行けばあるか」が分かりますし
「今日入った新人さん」
にも、「1階壁側の棚のA列1段目にあるよ」と指示が行えますね。

ロケ番号に、”-”(ハイフン)などの記号が入っても問題ありません。
(ゼータロジでは、一部禁止文字があります。)

人の目で見て分かりやすくするために区切ったほうが良いですね。

これらをバーコードシールにして、棚にひとつずつ貼り付けることで、ロケーションが完成します。

もちろん単純に0001~1000だとしてもホテルのように、0001~0100まではこの列
0101~0200まではこの列ということを決めておけば問題ありません。

次回は、棚番バーコードシールの作成例をお送りします。

まずはどういった棚番号にすると良いか庫内を想像しながら考えて見て下さい。

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