自社物流の立ち上げをサポートするNishimotoです。
倉庫あるあるをストーリー仕立て。
漫画を読む感じでお楽しみ下さい!
(登場人物)管理者:この道15年のベテランリーダー。古い価値観を捨てられない女。
パート:常に仕事を効率よく進めたいと願う主婦
アルバイト:コンピュータのことが得意な学生。現場の仕事も頼れる男。
#2:テレコ出荷
パート:大変です!大変です!違う商品が届いたってお客さんからクレームが入ったそうです!
管理者:それはまずいわね。
ところで、全く違う商品が届いたのかしら?それともサイズ、色違いの商品なのかしら?
パート:あ、聞いていない・・・。
管理者:EC課の山本君に内線で聞いてみて。
パート:(確認中)・・・はい。はい。あ、いえ、はい。
管理者:どうだった?
パート:全く違う商品だったようです。
ガネーシャの置物を注文したのにたぬきの置物が届いたって、カンカンだったようです。
管理者:ということは、それは発送伝票の貼り間違いかもしれないわね。
(アルバイト君登場)
アルバイト:お二人とも、どうかされたんですか?
パート:お客さんから買った商品と違うってクレームが。
管理者:全く商品が違うらしいわ。ということは・・・
アルバイト:送り状の貼り間違いかもしれませんね。
いわゆるテレコ出荷の代表例ですね。
この場合もう一件クレームが来るはずですね。
パート:テレコ出荷??
管理者:Aさん、Bさんそれぞれに梱包した箱に送り状を貼るとき、正しくはAさんはAさんの送り状、BさんはBさんの送り状を貼り付けるのを、AさんにBさんの、BさんにAさんの送り状を貼り付けてしまうことをテレコ出荷というの。
パート:なるほど!
アルバイト:ピッキングリストに送り状を添付して作業する方に渡しますが、出荷検品まではバーコードでチェックできても、送り状の貼付けはどうしても目で確認して貼り付けることになりますからね。
複数の注文を同じ出荷デスクで作業していると取り違えが発生したりするのかもしれませんね。
出荷商品の精度はかなり上がってきていると思いますが・・・。
パート:なんとかならないの!?
アルバイト:それが・・・なんとかなる方法がありますw
送り状伝票には、バーコードがついています。
このバーコードを商品と同じようにスキャンしてチェックすれば貼り間違いを防止することができます。
管理者:そんなことできるの?
でもこれ以上新しいシステムへの投資はバーコードが、あ、いや専務が許さないと思うのTT
アルバイト:大丈夫です。
今発行している送り状発行システムから発送情報を取り出し、今使っているクラウドシステムへ取り込むだけです。
すると、出荷の時にバーコードスキャンしている画面に「送り状バーコード」という表示が現れてスキャンチェックすることができます。
貼り付ける前、あるいは貼り付けてからでもスキャンすれば、今作業している注文の送り先として正しいかが瞬時に確認ができますよ。
パート:ピッピが増えるってわけね。なんだか楽しそう。
管理者:それなら専務の許可はいらないわね。
ところで、そのやり方を早く教えてくれていたらクレームにあわずに済んだというオチね。
アルバイト:す、すみません(汗)
では、そのやり方をお教えしましょう!もちろんゼータロジで。
後日・・・Bさんからはクレームが入らなかったそう・・・。
たぬきの置物よりガネーシャの置物が気に入ったのかな。
注文した品物以上の価値のものが届いた場合、得てしてクレームが来ないようです。
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