今日から無料でデータ受け渡しができるDropboxを使う技

WMSを運用するときに課題の一つとなるのがデータの受け渡し方法。
ひとつのところで運用しているだけなら必要ありませんが、多くの場合、通販業者と倉庫会社などのように、データを送ったり送られたりする工程が必要となります。

無料でデータ受け渡しが出来る夢のようなDropbox

Dropboxは、無料で使えるクラウドサービスです。
データの一時置き場にしたり、写真を入れておいたり、データを共有したりなど、クラウドなのでどこにいても利用できます。
この「データ共有」が非常に便利。
PCに依存しないため、ネット環境があればいつでもどこでも利用することができます。
しかも、2GBまで無料。良い時代になりました。

さて、データ受け渡しという作業、ちょっと昔はメール添付で行っていました。
このメール添付は、セキュリティの問題があり、スパムメールが飛び交っている今、あまりお勧めできる方法ではありません。
運用ソフトウェアが必要なため、経費もかかってしまいます。
自社サーバーをたてたりFTPを使用したりなど、他にも方法がありますが、どれも運用経費に加えて専門知識が必要です。

そこでかんたんWMSが目をつけたのが、Dropboxです。
2GBまで無料で使えるクラウドサービスですから、運用知識も経費もいりません。
かんたんWMSでは、荷主マスターの設定画面で連携させるだけ。
文字通り、「かんたん」に出来てしまうのです。

工数がぶっ飛ぶエラーも怖くない

データの受け渡しで怖いのが、エラー。
伝票番号の重複など、一度エラーが起こると、ソフトウェアが動かなくなってしまい、ピッキング作業が止まってしまいます。
お客様に正しいデータを送ってもらうようにしても、その作業に半日以上かかってしまい、だったら手動でやったほうが早かった、なんてことにもなってしまいます。

かんたんWMSのデータ受け渡しシステムは、Dropbox連携時に一番エラーの頻度の高かった、重複データチェックを入れ、正常か異常、異常だった場合はどの行のデータが異常なのかを判断し、送った側にもエラー内容をメール通知する機能を実装しました。

これでエラー問い合わせはゼロに。
倉庫会社は何もしなくても、きちんとした正しいデータが送られてくるので、ピッキング作業、発送作業を滞りなく行うことができるようになったのでした。

クラウドソフトウェアが便利になったといっても、その運用にあたっては、システムが必要になったり、他に経費がかかったりなどする場合があります。

選ぶ時には、実際の業務に沿って、何が問題となっているのかを把握し、その課題を解決することができるのかを、広い目で見て選択することをおすすめします。

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