在庫数と所在が把握できないときに起こる悲劇とは

在庫数と所在がわからないで毎日の業務を行っている。それ自体はめずらしいことではありません。
ベテランの社員や担当が把握しているのなら、業務はまわります。
しかし、ベテランが居なくて、毎日の発送の時間に走り回って、綱渡りのような発送業務を行っているのなら、それは在庫管理システムが必要な頃合いです。

在庫があるはずなのにモノがない?

通販を行っている店舗は、複数のECサイトやショッピングモールを持っています。
一度にいろいろなサイトから注文が来るため、一括して管理をしなければなりません。
今のところ、「確かあるはず」のカンどころで通販業務をまわしていましたが、それでもたまに「在庫がありませんでした」と謝罪を行うときもあります。
しかし、数が少ないため、問題にならずに済んでいました。

あるとき、ショッピングモールのキャンペーンがあり、そのキャンペーンに乗じて大量の注文がやってきました。
いつものカンどころが追いつかず、「ここにこれだけあるはずの在庫」がなく、確かに数字上では十分にあるはずなのに、モノがない。
注文は入ってきていても、モノがなければ発送できません。
仕方がないので、「在庫がないため送れません」と連絡をしなくてはならず、平謝り。
ショッピングモールには、お客様がコメントを入れられる機能があり、そこには「在庫がないなら売るな」というコメントが入ってしまいます。
店舗は、信用を一気に失ってしまったわけです。

在庫管理とロケーション管理

結局、キャンペーン後に在庫は全然関係ない場所から現れ、「売れ残り」となってしまいました。
これではいけないということで、いよいよ「在庫管理システム」を導入することを決心。

在庫管理システムは、在庫の数を管理するだけではありません。
在庫がどこにあるのか、発送の際にはどうやって発送商品をとりまとめるのかなど、一連の作業を、できるだけ無駄のない動きでできるシステムです。

たくさんのECサービスを一括して管理できるため、リアルタイムの在庫数を把握できます。
発送の際に商品を探し回らなくても良いように、ロケーションマップを作成し、

「その場所に行ったら本当に商品がそこにあった!!」

という、本来なら当たり前のことに驚くような管理が可能となります。

エクセルやノートで手書きして、それでも回っているのならそれでも良いでしょう。
しかし、「毎日在庫があるかないかどきどきして過ごしている」というのであれば、一度業務が劇的に効率良くなる在庫管理システムを検討してみてはいかがでしょう。

最近はクラウド上で使うものがあるので、お手軽に始めることができます。
在庫がなくて謝罪の電話を入れる前に、「かんたんWMS」をご検討ください。

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