物流業界でなくてもペーパーレスは意識している課題。
裏紙を使ってみたり、エコ紙を使ってみたりしても、なかなか減らすことができない紙の使用量。
なぜかというと、紙に印刷したものを見て確認することが、やはり安心で確実だろう、という意識が捨てきれないからなのです。
物流システムは、各工程でリストを紙に印刷します。
その紙に印刷されたものをみたり、チェックしたりなどして、作業を行っていきます。
業務後に不要となった紙は、廃棄するしかありません。
裏紙として使うにしても、ミスがあってはならないので、使用にも限りがあります。
年間にどのくらいのOA用紙を使用しているのか、「考えることをやめている」という業者がほとんどでした。
かんたんWMSでは、この「紙」に経費削減の鍵があるのでは、と考えました。
ペーパーレスは、紙の使用量を減らしたり、紙の代わりにブラウザで見るなど紙の代わりになるものを使用することが基本ですが、そうではなく、印刷が必要な工程を減らしてはどうかと考えたのです。
多くの物流会社は、バーコード検品を取り入れています。
バーコードを使用して、検品リストを出力して検品を行うことを基本にしているならば、商品の明細(検品リスト印刷)は不要と考えました。
バーコードリーダーで検品番号をスキャンすることが必要なためだけに検品リストを印刷するのであれば、ピッキングリストのバーコードに連携させれば、検品リストを出力する必要はなくなります。
そこで、この「ピッキングリストのバーコードに連携」するシステムを導入したところ、レガシーシステムを使っていたころと比べOA用紙が半分以下に激減しました。
社内の経費が年間で、OA用紙だけで数十万円削減できたという試算です。
どれだけの紙を印刷して廃棄していたのかがわかりますね。
ペーパーレスで経費削減をしようとしても、使い勝手が悪くなってしまったり効率が悪くなっては、かえって別の経費がかかってしまいます。
それよりも、工数を減らしつつ効率アップして、経費削減になる方法を考えていくことが必要です。
かんたんWMSなら、使用する紙は激減。
導入するだけで大幅経費節減になるWMSシステムなのです。
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