物販の場合、多くはOEMでない限り他店舗と同じものを取り扱うことになります。
ただ陳列しているだけでは、数あるECショップに埋もれてしまい、ショッピングモールの検索では「価格の安い順に並べる」という仕打ちを受けてしまいます。
そんな状態から一歩先行く、ライバルに勝つ「良い仕事してますねえ」と言われる商品を持つ方法。
ここの店で買いたい!にする
セレクトショップの場合、売れ筋をチョイスして取り扱うわけなのですが、それは一点物や作家ものではない限り、どこかで取り扱っています。
これをただ並べていて売れるのは、実店舗なら荒野の真ん中にひとつなら売れることもあるでしょうが、ネットショップなら「ただあるだけ」となってしまいます。
ここの店で買いたい!とならなければ、ライバルに勝つことはできません。
ここの店で買うから意味がある。というブランディングが必要になります。
パッケージで売る!
女性向けの商品では、商品そのものと同じくらい、パッケージにこだわります。
女性は、手に取った時に「かわいい!」「きれい!」「素敵!」という感情がないと「つい買っちゃった」とはなりません。
この感情を応用して、購入していただいた方にはかわいいラッピング付きでお届けする方法があります。
「自分へのご褒美。プレゼントラッピングでお届けします」
「当店オリジナルの紙バックとリボンでラッピングしてお送りします」
など、「この店で買わないとできない」ものがあると、ここで一点物となります。
storyで売る!
いわゆる「曰くつき」ってことなんですけど、そうそう曰くつきなものにぶち当たることはないですね。。
しかし「曰くは作れる(可愛いは作れる風)」。
そのものに「ストーリー」を付けてしまうのです
ここ最近、芸能人の結婚ラッシュでショックで会社休んだりブラトップのCMに思いを馳せたりしているようですが、こんな時は曰くつき商品を創るチャンスです。
「新しい恋を作るペアコーヒーカップ」
「気になるあの人が振り向くブラ」「結婚記念日に恋人になるペアワイングラス」
など、話題のキーワードを盛り込んでストーリーをくっつけてしまいます。
「ホントですか?」って聞かれたら「スタッフがこれで成功しました」とか言っておけば大丈夫です。
一点ものに仕立てあげる方法は、世の中のニーズをいかにキャッチするかです。
もちろんレア物やこれから流行るものを見つける眼も必要ですが、よりライバル店より惹きつけるには、「ここじゃなくちゃ!」という理由が必要なのです。
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