バーコード検品を始めようとしたときに、最初の壁になるのが端末の費用です。
業務用のハンディターミナルは、1台あたり十数万円から二十万円程度。複数台を揃えるとなると、システムの利用料より端末の費用のほうが大きくなります。
しかしバーコードで在庫を管理するのに、バーコードをスキャンできなければ意味がありません。そこで用意したのがWebスキャンです。
Webスキャンとは
Webスキャンは、パソコンやタブレットのブラウザ上で動く検品ツールです。ゼータロジをご契約いただくと、追加費用なしでお使いいただけます。
完全なWebアプリケーションのため、特定のハードウェアに依存しません。ブラウザが動く環境であれば、そのまま検品端末になります。
読み取りには、USB接続のバーコードスキャナやBluetooth接続のスキャナを使います。レンタルショップや小売店のレジで見かける、あの形の読み取り機です。数千円から購入できるものもあり、ハンディターミナルとは価格帯が違います。
ハンディターミナルと何が違うのか
機能としては、ハンディターミナルと同じ検品作業が行えます。入荷検品、出荷検品、棚卸、ロケーション移動。いずれも対応しています。
違いは、主に取り回しの部分です。
- 読み取り速度……専用機のほうが速く、連続でのスキャンに向いています
- 両手のふさがり方……スキャナと端末が別なので、片手ずつ使うことになります
- 移動しやすさ……パソコンに接続する形だと、その場所から動けません
- 堅牢性……業務用ハンディは落下や粉塵に耐える設計になっています
逆にいえば、場所が固定された作業であれば、Webスキャンで十分に成立します。
向いている使い方
出荷検品
梱包台の上で行う作業なので、移動がありません。パソコンとスキャナを置いておけば、そのまま検品場になります。誤出荷を止めるという意味で、最も効果が出る工程です。
入荷検品(荷受け場が固定されている場合)
荷受け場で開梱しながら検品する運用であれば、こちらも固定作業になります。
小規模な倉庫・営業所
出荷件数がそれほど多くない現場や、個人でショップを運営されている場合であれば、Webスキャンだけで運用できます。
使い分けるという選択
すべてを1種類の端末で揃える必要はありません。工程ごとに向いている端末を選べます。
- 棚を歩き回る作業(棚入れ、棚卸、ロケーション移動)……ハンディターミナル
- 場所が固定された作業(出荷検品)……Webスキャン
- 繁忙期だけ台数を増やしたい……お手持ちのiPhone・iPadを使うゼータスキャン
まずWebスキャンで検品の運用を始めて、効果を確認してから専用端末を追加する。この進め方であれば、初期投資を抑えたまま始められます。
よくあるご質問
スキャナは何を買えばよいですか
USB接続またはBluetooth接続の一般的なバーコードスキャナで動作します。特定の機種を指定していませんので、お使いの環境に合わせて選んでいただけます。判断に迷う場合はご相談ください。
何台まで使えますか
台数の制限はありません。ユーザーID数も無制限のため、現場の人数分を用意しても料金は変わりません。
ハンディターミナルと同時に使えますか
使えます。複数台での同時並行作業に対応しており、スキャン実績はリアルタイムに反映されます。ハンディで棚入れをしながら、別の担当者がWebスキャンで出荷検品をする、といった運用が可能です。
商品にバーコードがない場合は
ゼータロジ側でバーコードを発行できます。市販のラベルシールに印刷して貼れば、その日から検品の対象になります。
あわせて読みたい
ハンディターミナル検品について、もっと詳しく
無線式とバッチ式の違い、機種を問わない設計、購入が難しい場合のレンタル、端末がなくても始められるWebスキャンまでまとめています。
