ホームページを自分で管理するために必要な最低限のITリテラシー

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暖冬かと思いきや冬らしい日々となりました。
冬来りなば春遠からず。早く春になって欲しいと願う、人の心はなかなかわがままです。

そんな人の心に潜む欲求と妥協。その産物「うちのホームページ」を運営するために必要な知っといた方が良いこと5項目。

1 今時のホームページは素人には難しいことを知る

「wordpressなら自分のところでできるんでしょ?wordpressで作ってよ」という声はよく聞きます。
結論から言うと、今も昔もwordpressはIT初心者には難しく、ひとりでやろうとしてくじける事例が多いことが事実です。

昔は無料ブログが使えるのならwordpressは使える、という側面もありましたが、今のは無理です。
便利になればなるほど、かっこよい動きがあればあるほど、初心者には使いこなせるものではありません。

「かっこよくしてよ」と作ってもらったサイトには、システムやプログラムが組み込まれています。
ちょっと画像を変えるのだって、タグをいじらなければなりません。

2 AmazonやGoogleみたいなシステムを作るには国家予算並みが必要であることを知る

「簡単でしょ?どうしてできないの?」と思われるのかもしれませんが、システムを構築したりプログラミングをしてものを動かすことは、本当に大変なことで専門の知識が必要なものです。

Amazonでも出来てるんだからこれにも出来るでしょ、というのは大いなる間違いで「Amazonだから莫大な費用と知識を投入してできた」が正しい見解です。

ん十万で作ってよなどプログラマーにお願いしたものなら、そこでプログラマーの気持ちは萎えます。
よい仕事はできないですし、欲求を叶えようという気持ちもなくなってしまいます。予算内で出来ることは何かを尋ねてみましょう。

3 セキュリティは自己責任

「使ってるサーバーのセキュリティは最強って言ってたのにハッカーにあった。許せん」という前に、自分でも気をつけていたのかを振り返ってみることも必要です。

セコムが入ってるから鍵を開けて外出してもよいかという人はいないわけで、サイトのセキュリティがだだ漏れになっているのなら意味がありません。

パスワードをしっかり管理する、公共のwifiで管理画面に接続しない、二重ロックにする、勝手にサーバー内をいじらない、最新のバージョン&phpにするなど、気をつけなければならないことがたくさんあるのです。

4 安くて使いやすいものはそれなり

ショップでも予約管理サイトでも、安い上にログインも緩くて一見使いやすいサイトは、やはりお値段なりのセキュリティでクオリティです。

今時のログインは、二重チェックは当たり前ですし、登録も二重チェックです。
「もっとここをカスタマイズして欲しい」という場合も、安いものは制限がありますし、プログラミング費用をかけられないので開発は出来ません。

全て納得いくものが欲しければ、それ相当の費用をかけなければならないことを理解してください。

5 ホームページは魔法のツールではありません

ショッピングサイトでも予約管理サイトでも、それらを持ったことで劇的に売上が上がったり、夢のような毎日が始まるのかといえば、そうではありません。

ショッピングサイトは利用する人がいないのなら無用の産物ですし、予約管理も従業員が電話やファックスで応対できる範囲であれば、却って工数を増やすことになりかねません。

おまけ

アクセス解析を全て人任せにするのは危険です。
任せてもアドバイスをもらいながら、自分で勉強しながら管理した方が、アクセスは上がります。
また、アクセスを上げるための小手先テクニックはありません。地道にコンテンツを増やしていくしかないのです。

 

自分のところのサイトは持っていることが当たり前の時代。
自分で出来ることは自分で、出来ないことは最低限の知識を持ってお願いすることが、問題も起きず納得いくサイト運営を行う秘訣です。

 

 

 

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