ピッキングリストとは、出荷時の商品と、商品がある場所を記載したリストのことです。
出荷指示書は納品書の場合もありますが、商品数や保管場所が多い場合、人の記憶では対応することができないため、ピッキングリストが必要となります。
ピッキングリストには、各商品と出荷数量、保管場所(ロケーション)が明記されています。
これを見ながら、作業を行っていきます。保管場所が明記されているため、誰でもスムーズに作業を進めることが可能です。
更に、保管場所(ロケーション)順をより効率的に並べ替えることで、何度も同じ場所を往復することなく、進めることができます。
こうしたリストを「一筆書きピッキングリスト」と呼びます。
商品の取り揃えを、ミスなく早く行うことができるのです。
ピッキングリストが必要な現場は、商品数・出荷数・倉庫数または広さが関係してきます。
商品数が100以下の小規模であれば、記憶と経験で行ったほうが早い場合があり、出荷数が少ないのであれば納品書だけで取りそろえることが可能でしょう。
さて、ここで問題があります。
通常のピッキングリストは顧客別(発送先別)となっており、納品書と変わらない場合、倉庫の規模や顧客数によっては、何度も同じ棚に同じ商品を揃えに行かなくてはなりません。
この場合、顧客別のピッキングリストの他に、商品単位で集計し、各商品の合算数とロケーションを表示したリストが必要です。
これをグロスピッキングリストと言います。
その後、得意先別ピッキングリストを元に、得意先別に商品を振り分け(アソート)ます。
在五管理システムを選ぶ際には、このピッキングリストがどのように表示されるのか、効率良く作業が可能かどうかを検証することが必要です。
WebかんたんWMSでは、通常のピッキングリスト(得意先別ピッキングリスト)の他にグロスピッキングリストをご用意しています。
効率的にミスなく出荷作業が出来ます。
納品書だけで出荷作業を行っている企業様は、ぜひご検討ください。
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