棚卸しを楽しく!

自社物流の立ち上げをサポートする西本です。

このブログを見て頂いている方は、

商品の在庫管理を行っていて、

棚卸しを毎月、多いときは出荷を1日から2日

止めて実施されている方ではないでしょうか。

突然ですが、皆さんは自動車の機能の中で

大きく進化をしていない部分をご存知ですか?

エンジンは変換効率が高くなり燃費が上がり

バッテリーでも動作する電気自動車へと

発展してきました。

そのためマフラーも不要ですね。

ドアミラーですら将来は無くなる時代に

なってきました。

そこで変わっていない機能は...

ワイパー

なんです。

自動車がどんなに高性能になろうと、

ワイパーの構造だけは変わっていないんですよね。

在庫管理システムにおいても同じ部分があります。

それが

棚卸しの機能

なんです。

棚卸しをするには、倉庫内にある商品の数を

実際に数えなければなりません。

それを帳簿で管理している管理在庫と比較し、

実際在庫に置き換える必要があります。

年に一度の儀式のように、倉庫内にある商品の数を

実際に数える作業が、とても気が重くなる作業

になります。

例えそれが、ハンディターミナルという機器を

使ったとしても、数日倉庫にこもりひたすら商品を

数えるという作業は、骨の折れる作業です。

皆さん口を揃えて

「棚卸はしはしんどい」

とおっしゃいます。

そのため世間ではなんと、棚卸し代行業者という

サービス会社さんがあります。

例えば、コンビニなど数日もレジを閉めるという

ことができない小売店舗の場合、夜中の数時間で

棚卸しを済ませなければならない、ということが

あります。

棚卸し代行業者にお願いすると、棚卸しの

プロの方が数人がかりで、一気にローラー作戦が

実行されて深夜のうちに棚卸しが終了します。

正確かつ速い。

しかしその分、

作業費用のお値段もそこそこすることになります。

(なんと言っても人海戦術で、

しかも夜中ですから・・・)

棚卸しがなぜ大変なのか、を考えると、先程も

書いたように「年に一度の儀式のように倉庫内に

ある商品の数を実際に数える作業」になる

からなんですね。

それなら、日頃からWMS上で在庫管理を

きちんと行い、狂いがない状態を保っておけば

良いのでは?

「そんな簡単にできるはずが無い」

と思われたあなた。

それができるのです!

ゼータロジには、ロケごとに棚卸しが行える

部分棚卸し機能があります。

入荷待ちや引当がかかっているロケ以外は、

フリーな状態ですので在庫調整が行えます。

これと同じことが棚卸し機能でも行えます。

ここに、ロケA、B、C、Dと4つロケが

あるとします。

本日の受注を引当した結果、ロケAとCに引当が

かかっており、ほかはフリーだった場合、

BとDを指定して部分棚卸しを行うことができます。

『出荷を行いながら、棚卸しをする』

これを日常的に行うことができれば

どうなるでしょうか。

<日常的に限りなく在庫の誤差が無くなる>

ことが期待できますね。

アパレルなどでよくあるのが、

シーズン商品の場合、オフシーズンでは

セール以外でほとんど商品が動かない

ケースがあります。

その場合、出荷がかかることがほとんどない

わけですから、このシーズンのロケを

部分棚卸ししておき、実際の棚卸しの期日に

なったら、棚卸し結果と入出荷を検証する

ことで実際の在庫数とすることができそうです。

日常的に出荷がかかるロケだけ棚卸し日に棚卸し

を実施すれば良いですね。

棚卸しという面倒な作業も、

ゼータロジの部分棚卸しを使い日常的に

棚卸しを行えば、きっと気分が重くなることは

なくなり、むしろ楽しくなると思いますよ!

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