WMSの導入期間はどれくらいか|準備するデータと切り替えの段取り

「導入を決めてから、実際に使えるようになるまでどれくらいかかりますか」

検討の段階で、よくいただくご質問です。システムの導入というと数ヶ月かかる印象があるかもしれませんが、クラウド型のWMSではもっと短い期間で始められます。

この記事では、利用開始までの流れと、準備しておくとよいデータをご説明します。

アカウントは、最短で当日から使えます

ゼータロジはクラウドサービスのため、サーバーの構築やソフトのインストールが必要ありません。お申し込みをいただければ、最短で当日からログインしてお使いいただけます。

ただし、ログインできることと、現場が回り始めることは別です。実際に出荷業務を動かすには、いくつかの準備が必要になります。

準備するデータ

他社システムからの乗り換えの場合、次のデータをご用意いただきます。

必須のもの

  • 商品マスタ……品番、品名、バーコードなど
  • 在庫データ……現在の在庫数。棚番が決まっていれば、その情報も

必要に応じて

  • 得意先マスタ
  • 仕入先マスタ
  • 店舗マスタ(複数モールに出店されている場合)
  • 運送便マスタ

いずれもCSV形式でご用意ください。形式を合わせていただく必要はありません。いま出力できる形のままお渡しいただければ、こちらでマッピングします。

1点だけお願いしているのは、各列に見出し(項目名)を付けておいていただくことです。どの列が何を意味するかが分かれば、対応付けができます。

準備の実作業

データの移行と並行して、倉庫側の準備を進めます。

  1. 棚番を決める……階・エリア・列・段の組み合わせで設計します
  2. 棚番ラベルを貼る……ピッキングの動線に沿って番号を進めます
  3. 商品バーコードを用意する……未登録のものは自動採番し、ラベルを印刷して貼ります
  4. 初期在庫を登録する……商品をスキャンしながら棚に入れていきます
  5. 連携の設定をする……受注CSVの取込形式、送り状データの出力形式

このうち時間がかかるのは、2と4です。棚の数と在庫の点数に比例します。

実際の事例では、訪問して3日目に初日の出荷を完了できたケースがあります。委託倉庫から自社出荷へ切り替えられた事業者様で、倉庫業務は未経験というところからのスタートでした。

期間を短くするために

立ち上げをスムーズに進めるためのポイントがいくつかあります。

  • 棚番の設計を先に済ませておく……図面上で決めておけば、ラベルを貼るだけになります
  • 閑散期に着手する……繁忙期の直前に始めると、現場に余力がありません
  • 最初から全機能を使おうとしない……入荷と出荷が回れば、まず十分です
  • 現場の方に早めに触ってもらう……1ヶ月の無料お試し期間中に操作していただけます

導入支援について

これらの準備は、導入支援のなかで一緒に進めます。

マスタ登録の設計、ロケーションの決め方、CSV連携の設定、現場向けのガイドまでが含まれます。お客様だけで進めていただく必要はありません。

ご不明な点があれば、開発チームが直接お答えします。まずは現在の運用をお聞かせください。

切り替えのときに決めておくこと

既存の運用から移行する場合、日程の設計も重要になります。

在庫を締めるタイミング

初期在庫を登録するには、その時点の在庫数を確定させる必要があります。出荷を続けながら登録すると数字が動いてしまうため、締めの時点を決めておきます。

出荷が少ない曜日や、連休の前後を利用される事業者様が多くいらっしゃいます。

並行稼働をするかどうか

従来の方法と新しいシステムを一定期間並行させる方法もありますが、二重入力の負担が発生します。短期間で切り替えるほうが、現場の負担は小さくなります。

繁忙期を避ける

セールや年末商戦の直前に切り替えると、現場に余力がない状態で新しい運用を覚えることになります。閑散期、あるいは繁忙期の2〜3ヶ月前に着手するのが安全です。

あわせて読みたい

1ヶ月間、無料でお試しいただけます

実際の業務データを入れて、現場の方に触っていただけます。30分のオンライン相談では「そもそも自社にWMSが必要か」からお答えしています。

30分の無料相談を申し込む →

在庫管理・誤出荷対策の資料を無料配布中

「WMS選定チェックリスト」で、自社にシステムが必要かどうかを診断できます。

資料をダウンロードする(無料)