中小企業のビジネスを多角から支援することに、命を燃やすnishimotoです。
先日のブログで
という記事を書きました。
引当を行ったらピッキングリストが出力されます。
このピッキングリストを納品書とすることで出荷後は紙が一切残らないアイデアでした。
ところがこれと全く正反対のことをおっしゃるお客様が出てきました・・・。
「ピッキングリストと納品書を別々に同時に出せないの?」
お客様の飽くなき要望は収まりません。
最初はピッキングリストのみを出力していました。
次にピッキングリストと納品書を合体しました。
さらにピッキングリストと納品書別々に同時に印刷できないかというご要望です。
理由を聞くと「ピッキングリストは作業するときに持ち歩くため紙が汚くなるから」というものです。
納品書をピッキングリスト代わりに商品を集めて出荷するという手法は、日本の伝統的なピッキング
方法です。
つまり汚くなるという概念はもともと無いはずなのですが、
別の理由から考えると一理あります。それは、
「ピッキングリストに記入するから」
1点、2点程度でしたら問題ないものでも、1出荷先に対して数十個という数をピッキングする際どこまでの
ピッキングを終えたかを記録しておかなければ見失ってしまいます。
ハイブリッド納品書の場合は、それをしてしまうとお客様への納品書として使えなくなります。
こういった場合、ピッキングリストと納品書が別々にしかも同時に出力されるのがもっとも好ましい。
ということで、ピッキングリストを出力する際に、
・得意先別ピッキングリスト(従来のピッキングリスト)
・納品書
・ピッキングリスト+納品書
・ハイブリッド納品書
を選択して出力できるようにしました。
先日のブログの最後に
「ピッキングリストと納品書を一緒にすることで作業効率アップにもつながっています。」
と書きました。
従来のWebかんたんWMSは、出荷完了後に納品書が出力できる、一般的な機能でした。
しかしハイブリッド納品書を出力することにより引当後に納品書を出力する方式に変わりました。
実はこうすることで、ピッキングリストと納品書がセットとなって作業者を行き交うので差し間違えが
なくなり
ピッキング→バーコード検品→納品書同梱→梱包→送り状貼り付け→出荷場
とスムーズに作業の流れを組むことができるようになったのです。
お客様からの声から生まれた作業効率アップの流れなのです。
WebかんたんWMSはお客様の飽くなき探究心をとことん形にしていきます。
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